公開講演会「観光地域におけるスタートアップの試み~レガシービジネスの再生とテクノロジーの接点を軸に~」
INFORMATION
インバンドの増加などで活況を呈していた観光地域産業は、COVID-19で大きな打撃を受けることになった。一方で、このインパクトで社会全体はデジタル/インターネットの力の大きさを知ることになり、いっそうの投資を促された。同時に働き方や余暇の考え方までに影響を与え「ワーケーション」や「マイクロツーリズム」などの概念も改めて打ち出された。観光地域産業の顧客体験(UX:User eXperience)も変わりつつある。COVID-19以前のインバウンドと呼ばれる外国人観光客の「センス」をうまく取り入れ、これに適応し、取り込むことで、インバンドのみならず、これまでリーチできていなかった国内マーケット(顧客)に気付き、新たなビジネスを創出する動きが各地で散見されるようになった。それらの多くはデジタル/インターネットの力とその文化が下支えした。
本公開講演会では、バブル以降低迷していた観光地域産業をV字回復させた白馬村から株式会社岩岳リゾートの和田社長をお招きし、回復モデルの基本的なロジックについてお話し頂いた上で、そうした国内リゾートにテクノロジーの力で挑む株式会社BONXの宮坂社長には、観光地域産業(リゾート産業)における、BONXの2つの役割(顧客体験の変容と担い手不足への貢献)についてお話しいただく。その上で司会者のファシリテーションにより、海外事例などを参照しながら、観光地域産業の回復モデルとテクノロジーの交差点をアントレプレナーシップの観点から議論をしていきたい。
講師
株式会社岩岳リゾート代表取締役社長
和田 寛 氏
1976年東京都生まれ。2000年東京大学法学部卒業後、農林水産省入省。2006年米国Duke大学卒業(MBA取得)、2008年農林水産省を退職し、ベイン?アンド?カンパニー入社。2014年ベイン?アンド?カンパニーを退職。日本スキー場開発株式会社に開発部長として入社、白馬村に移住し、株式会社白馬観光開発の経営企画室長として出向。同社代表取締役社長を経て、現在、同グループの株式会社岩岳リゾート代表取締役社長。
株式会社BONX代表取締役CEO
宮坂 貴大 氏
株式会社BONX創業者で同社代表取締役CEO。東京大学卒?同大学院修了。ボストンコンサルティンググループ出身。スノーボード?スケートボード?サーフィン?バスケットボールを愛する3児の父。鎌倉在住で畑を営む。趣味は空を見ること。ニュージーランドへの留学経験あり。Endeavor Entrepreneur
司会
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 必要
- 参加費 無料
【申込締切】
11月30日(水)正午まで
※開催前日の夕方までに、登録されたメールに参加のためのURLをご連絡いたします。
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